抗補体(C5)モノクローナル抗体クロバリマブは、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)に対する有効性・安全性を検討した第Ⅲ相国際ランダム化比較試験COMMODORE 2において、エクリズマブに対する非劣性が示されている。大阪大学大学院血液・腫瘍内科学招聘教授の西村純一氏は、同試験の2年間の追跡期間における成績について第87回日本血液学会(10月10~12日)で報告した。(関連記事「クロバリマブ、97%以上で終末補体活性を完全阻害」)