セボフルラン併用で術後の悪心・嘔吐低減せず
高リスク例対象:プロポフォール単独と比較
術後の悪心・嘔吐(PONV)は、全身麻酔後の合併症として高頻度に発生し、回復遅延や入院期間延長の原因となる。リスク低減にはプロポフォールによる全静脈麻酔(TIVA)が有効とされるが、高リスク例におけるエビデンスは乏しい。米・Penn State Health Milton S. Hershey Medical CenterのWyatt L. Keck氏らは、自施設で腹腔鏡手術を受けるPONV高リスクの成人患者を対象に、プロポフォールによるTIVA単独と低用量プロポフォール+セボフルラン併用のハイブリッド麻酔法の有効性を比較する前向き単盲検ランダム化比較試験を実施。その結果、術後24時間以内のPONV発生率に両群で差はなかったとBMC Anesthesiol(2026年1月28日オンライン版)に報告した。(関連記事「セボフルラン吸入で急性呼吸窮迫症候群の転帰改善せず」)
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