慢性腎臓病(CKD)は、認知症の独立した危険因子であることが示唆されている。しかし、推算糸球体濾過量(eGFR)と尿蛋白/クレアチニン比(UPCR)に基づくCKDの重症度と、その後の認知機能障害の発症との関連を検討したエビデンスは限られている。米・University of Illinois ChicagoのZhijie Huang氏らは、CKD患者における病勢進行、心血管疾患発症、死亡の危険因子を検討した前向き観察コホート研究Chronic Renal Insufficiency Cohort(CRIC)の参加者を対象に追跡調査を実施。CKDの重症化指標のうち、特にUPCRの上昇が認知機能障害の危険因子であったとの結果を、JAMA Netwrk Open(2026: 9: e2559834)に報告した。(関連記事「意外!尿蛋白/クレアチニン比低下で末期腎不全リスク上昇」)