多発性骨髄腫(MM)には、本格的な発症に至る前の「くすぶり型多発性骨髄腫(SMM)」と呼ばれる前段階が存在する。これまで、明確な症状が出るまでは経過観察が標準とされてきた。そうした中、昨年(2025年)11月、抗CD38抗体ダラツムマブ配合皮下注(商品名ダラキューロ)が、高リスクSMMにおける進展遅延に対する一変承認取得を取得した。福岡大学腫瘍血液感染症内科の高松泰氏、日本赤十字社医療センター骨髄腫アミロイドーシスセンター顧問の鈴木憲史氏は、2月25日にヤンセンファーマが東京都で開催したメディアセミナーに登壇。SMMの早期治療の意義や診断基準に対する考え方などについて解説した。(関連記事「くすぶり型多発性骨髄腫へのダラ単剤は日本人にも有効」)