小児心筋炎の劇症化を予測する「HALPスコア」
入院時低値がPICU入室、機械換気、昇圧薬使用と関連
小児劇症型心筋炎(FM)は、重篤かつ急速な進行を特徴とする。現在の診断アプローチは主に心機能および心筋障害マーカーに依拠しているが、全身性炎症や免疫調節異常を包括的に評価できない。中国・Hainan Women and Children's Medical CenterのQishuai Liang氏らは、ヘモグロビン、アルブミン、リンパ球数、血小板数から成るFMの新たなマーカー「HALPスコア」の有用性を検証する単施設後ろ向き横断研究を実施。非FM群と比べ、FM群はHALPスコアが有意に低く、入院時HALPスコア低値は小児集中治療室(PICU)入室、機械換気、昇圧薬使用と関連した。同氏らは「HALPスコアは小児心筋症の劇症化を予測する簡便な全身評価指標になりうる」とBMC Pediatr(2026年4月2日オンライン版)に発表した。(関連記事「免疫CP阻害薬でCK上昇は重症心筋炎の早期マーカー」)
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