高齢者RSVの疾患負担、インフル・コロナを上回る

実臨床でRSVワクチンの入院予防効果は最大68%

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 RSウイルス(RSV)は、小児に重症感染症を引き起こす病原体として広く知られる一方、成人、特に高齢者肺炎の原因ウイルスとしての認知は十分とはいえない。近年、逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)などの検査の普及により、高齢者でもRSV感染症が重症化し、入院や死亡に至る症例が少なくないことが明らかになってきた。杏林大学臨床感染症学教授の倉井大輔氏は第100回日本感染症学会/第74回日本化学療法学会で、国内外の疫学データを基に、高齢者RSV感染症の実態、疾患負担はインフルエンザや新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を上回ること、基礎疾患例での入院リスク、リアルワールドデータから見たRSVワクチンの入院予防効果は最大68%に上ることなどについて解説した。

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