1週間当たりの労働時間が55時間以上の人では,35~40時間の人に比べて脳卒中リスクが33%上昇することが,英・University College LondonのMika Kivimäki氏らが実施した50万人超のデータを含む17件の研究のメタ解析から明らかになった。Lancet(2015年8月20日オンライン版)で報告した。60万人超の解析からは長時間労働により冠動脈性心疾患(CHD)リスクも13%上昇することが示された。