自転車の利用は,健康上の多くの便益と関連しているが,半面,外傷リスクも高い。米国では,過去15年間に自転車関連の成人の外傷件数が1.3倍,入院が2.2倍に増えており,その原因は45歳以上人口における外傷の増加であることが分かった。米・University of California, San Francisco(UCSF)のBenjamin N. Breyer氏らがJAMA(2015; 314: 947-949)のレターで報告した。