仕事量が多く心理的負担も重いが裁量範囲は狭いといった強いストレスを伴う仕事に従事する人では,そうでない人に比べて脳卒中リスクが高いことが,約14万人のデータを含む6件の前向きコホート研究のメタ解析で明らかにされた。特に虚血性脳卒中リスクに限定すると58%のリスク上昇が認められ,男性に比べ女性でリスクの上昇が顕著だった。中国・Southern Medical University, GuangzhouのYuli Huang氏らがNeurology (2015年10月14日オンライン版)で報告した。