米国消化器学会(AGA)は11月の学会公式ニュースで,腸内細菌叢の大規模解析データベースを作成するオープンソースのプロジェクト"American Gut Project"との共同企画を発表。会員医師たちにプロジェクトへの参加を呼びかけた。共同企画の成果は来年(2016年)の米国消化器病週間(DDW)で発表される見通し。同学会では最近,腸内細菌叢に関する研究・教育センターを設立するなどの取り組みを始めている。データベースを充実させ腸内細菌叢の役割などを解明するためにも,少しでも多くの人の検体を集めるには「まず身内から」ということだろうか。