糖尿病合併心不全に対するSGLT2阻害薬が,心不全病態への好影響示す
第63回日本心臓病学会シンポジウム
心不全患者が糖尿病を合併していることは少なくないが,こうした患者に対してどのような糖尿病治療法が好ましいのかについてはまだよく分かっていない。三重大学病院循環器内科講師の土肥薫氏らは,SGLT2阻害薬の利尿効果に着目し,2型糖尿病合併慢性心不全患者に同薬を短期間投与。尿量増加に伴い,尿中ナトリウム排泄量も増加傾向が見られ,さらに神経体液性因子であるB型ナトリウム利尿ペプチド(BNP)および心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)の有意な低下が認められたことを,第63回日本心臓病学会学術集会(9月18〜20日,会長=東京医科大学循環器内科学分野主任教授・山科章氏)のシンポジウム「心疾患患者における糖尿病の管理」で報告した。
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