子宮頸がんの粘膜ワクチンを開発,前がん病変の退縮効果認める
東大・川名敬氏が臨床免疫学会で報告
ヒトパピローマウイルス(HPV)を標的とした子宮頸がんの免疫療法は多数試みられているものの,いまだ実用化されていない。東京大学大学院産婦人科学准教授の川名敬氏らは,全身免疫誘導では子宮頸部粘膜に有効な抗HPV細胞性免疫が誘導されていないと考え,粘膜免疫を誘導する免疫療法を開発。子宮頸がん前がん病変(CIN3)を対象とした臨床試験で退縮が認められたと,第43回日本臨床免疫学会総会(10月22~24日,会長=兵庫医科大学内科学講座リウマチ・膠原病科主任教授・佐野統氏)の合同シンポジウム「新規治療を目指す免疫疾患研究の最前線」で報告した。
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