外来採血でできる四肢血管の再生医療がPⅠを開始
第45回日本創傷治癒学会
歩行は自立した生活に欠かせない最も基本的な動作であり,下肢切断は健康寿命の喪失および要介護期間の延長につながる。順天堂大学形成外科准教授の田中里佳氏らは,末梢動脈疾患(PAD)や糖尿病性潰瘍患者の治療法として,外来の採血のみで行える血管組織再生治療の開発に成功している。第45回日本創傷治癒学会(2015年11月30日〜12月1日,会長=東邦大学大学院先端医科学研究センター組織修復・病態制御学部門教授・赤坂喜清氏)のイノベーションセミナー「QOL改善を目指した再生医療」で,田中氏は「研究を進捗させ,血液と細胞の輸送技術などの環境を整備することで全国どこでも最先端の医療を提供することが可能になる。研究を推進し,全国民の健康寿命延伸に貢献したい」と抱負を述べた。
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