腎性低尿酸血症(RHUC)は日本人に比較的多く見られるにもかかわらず,診療ガイドラインや診断基準・診断指針がいまだ策定されていない。厚生労働省の研究班と日本痛風・核酸代謝学会が共同で策定を進めている診療ガイドラインについて,第49回同学会総会(2月18〜19日,会長=国立循環器病研究センター分子生物学部部長・森崎隆幸氏)で防衛医科大学校分子生体制御学講座の中山昌喜氏が策定の進捗を報告し,内容の一部を公開した。