主に軽症および中等症の成人喘息患者を対象とした臨床試験のメタ解析から、標準治療に加え、ビタミンD(コレカルシフェロール)サプリメントを経口投与することで、喘息の増悪リスクが有意に低下することが示された。英・Queen Mary University of LondonのAdrian Martineau氏らがCochrane Database Syst Rev(2016年9月5日オンライン版)に発表した。また、この結果は欧州呼吸器学会(ERS2016、9月3~7日、ロンドン)でも報告された。