血糖コントロール困難な重症1型糖尿病に対する治療選択肢として、膵臓移植と膵島移植の2つの移植医療がある。京都大学病院肝胆膵・移植外科助教の穴澤貴行氏は、第51回糖尿病学の進歩(2月17〜18日)でその現状を概説するとともに、今後の展望を紹介した。膵島移植は先進医療Bとして臨床試験が進行中であり、保険収載が待たれるという。