今年(2017年)中の発行を目指して改訂作業が進められている『胃癌治療ガイドライン第5版』について、ガイドライン作成委員会のメンバーが、第89回日本胃癌学会(3月8〜10日)のプレナリーセッション(司会=がん研有明病院消化器センター長・佐野武氏、国立がん研究センター中央病院消化管内科長・朴成和氏)で主な改訂点を示した。今回は化学療法の改訂ポイントに焦点を当て紹介する。(前編はこちら)