厚生労働省は4月13日、フィンランドの野生ヘラジカにおいて、シカ科動物の伝達性海綿状脳症(TSE)である慢性消耗性疾患(CWD)※の発生が伝えられたと発表した。食品および医薬品などの製造販売業者に対してフィンランド原産のシカ科動物由来原料を使用した製品の自主点検および今後の製造販売を当面見合わせるよう通達し、医療関係者に対しても今回の件について留意するよう呼びかけている。