われわれは、地域住民を対象にした吹田研究において、頸動脈プラークの進展が循環器病〔脳卒中、冠動脈疾患(CHD)〕の発症に関連することを世界で初めて明らかにした(J Am Heart Assoc 2018;7:e007720)。この研究のポイントと臨床的意義について解説したい。