英国では脳卒中既往歴を有する者の約4分の1が65歳未満の若年成人であり、その約4割は主に歩行困難のため復職できないことから、生産性の損失は約19億ドルにも上るといわれている。英・Manchester Metropolitan UniversityのHannah L. Jarvis氏らは、簡便なテストを用いた歩行速度の測定により、脳卒中既往歴を有する若年成人の復職が予測可能であることを見いだし、Stroke(2019年9月26日オンライン版)に発表した。