ある種の真菌は腸内から膵臓に移動して著明に増殖し、膵管腺がん(PDA)の増殖を促進することが、マウスとヒトのPDA試料を用いた研究により明らかとなった。詳細は米・New York UniversityのGeorge Miller氏らがNature(2019; 574: 264-267)に発表した。PDAは発見時、既に転移している場合が多く、2年以内の死亡率も高い致死的ながんである。