スウェーデン・Karolinska InstitutetのGiulia Grande氏らは、スウェーデンの高齢者約3,000人における検討で、継続的に大気汚染に曝露されている人は認知症リスクが高く、特に心血管疾患(CVD)を有する場合にリスクが高いことが示唆されたとJAMA Neurology(2020年3月30日オンライン版)に報告した。同氏らは、大気汚染レベルが高い環境に住むCVD患者には、認知症予防のために追加の医療支援が必要であると指摘している。