デンマーク・University of CopenhagenのLars Vedel Kessing氏らは、同国の成人370万人超の国民登録データを用い、処方頻度が高い降圧薬41種類がうつ病の発症リスクに及ぼす影響を検討。その結果、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬、カルシウム(Ca)拮抗薬、β遮断薬を含む9種類がリスクを低下させ、リスクを上昇させる薬剤はなかったとHypertension(2020年8月24日オンライン版)に発表した。