片頭痛の発作時に脳内の中枢神経や末梢神経で増加する痛みの原因となる物質カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)に結合して、活性を阻害するヒト化抗CGRPモノクローナル抗体ガルカネズマブ(商品名エムガルティ)が、今年(2021年)4月26日に発売された。片頭痛の発作抑制薬としては国内初の抗体医薬である。富永病院(大阪