バイエルは7月12日、小児の静脈血栓塞栓症(VTE)に用いる新剤型として、選択的直接作用型第Ⅹa因子阻害剤(経口凝固剤)「イグザレルトドライシロップ小児用」を発売したと発表した。 イグザレルトは2021年1月に新規経口凝固薬(NOAC)では初めて小児に対するVTEの治療・再発抑制について承認を取得。これまでに錠剤、細粒分包、OD(口腔内崩壊)錠の3剤型を提供しており、このたび新たに新生児や乳幼児の服用にも適したドライシロップ小児用がラインアップに加わることとなった。