産後うつは通常、出産から数カ月以内に発症するとされる。しかし、東北大学大学院精神神経学分野の菊地紗耶氏らの研究グループが長期的な検討を行ったところ、うつ症状は産後1年経過しても、持続あるいは発症する可能性が示唆された。詳細をJ Affect Disord(2021年9月4日オンライン版)に報告した。