家族性地中海熱にトシリズマブが有効

コルヒチン抵抗性患者を対象とした国内第Ⅲ相二重盲検RCT

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 長崎大学内科学第一講座の古賀智裕氏らは、コルヒチン抵抗性または不耐性である日本人の家族性地中海熱(FMF)患者23例を対象に、インターロイキン(IL)-6阻害薬トシリズマブ(TCZ)の有効性と安全性を検討する第Ⅲ相二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験(RCT)を実施。その結果、TCZ群はプラセボ群と比べ発熱発作の発生回数が少なく、発作の再発率も有意に低かったと、Clin Exp Rheumatol2022; 40: 1535-1542)に報告した。

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