英・Queen Mary University of LondonのJack Cuzick氏らは、アロマターゼ阻害薬アナストロゾールの乳がん予防効果について検討したランダム化比較試験IBIS-Ⅱにおいて、乳がんの発症リスクが高い閉経後女性を対象とした事前計画症例対照研究を実施。アナストロゾールの乳がん予防効果は、エストラジオール/性ホルモン結合グロブリン(SHBG)比の高低により異なるとの結果をLancet Oncol(2023年12月6日オンライン版)に発表した。