植え込み型左室補助人工心臓(LVAD)を装着した重症心不全患者に対し、ワルファリンなどのビタミンK拮抗薬(VKA)による抗血栓療法は、VKA+アスピリン併用と比べ血栓塞栓症のリスク増加は認められず、出血イベントも減少することが分かった。米・Brigham and Women's HospitalのMandeep R. Mehra氏らが、国際多施設共同二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験ARIES-HM3の結果をJAMA(2023: e2323204)に報告した。