米国特許商標庁がSeagen社の特許無効を決定

第一三共とのADCに関する係争で

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 第一三共は1月17日、同社が米国特許商標庁に請求した米・Seagenの米国特許10,808,039(以下、'039特許)に関する特許付与後レビュー(PGR)の結果、米国特許商標庁が'039特許を無効と決定したと発表した。

 第一三共は同社の抗HER2抗体薬物複合体(ADC)トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd、商品名エンハーツ)について、2020年10月にSeagen社から'039特許を侵害していると提訴されており、2022年4月、テキサス州東部地区連邦地裁がSeagen社の主張を認める判決を下した。

 提訴後の2020年12月、第一三共は'039特許が無効として米国特許商標庁にPGR開始を請求していた。今回の決定について、同社は「高く評価している」とコメントしている

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