慢性腎臓病(CKD)は、世界的に医療費などの医療資源を脅かすことが懸念されている。広島大学大学院疫学・疾病制御学の迫井直深氏らは、日本における大規模健康医療データベースを用いてコホート研究を実施。CKDのない者と比べ、早期CKD患者では1人当たり年間で約2万7,000~18万7,000円の超過医療費が発生していたと、JAMA Netw Open(2024; 7: e2351518)に報告した。