フランス・Gustave Roussy InstituteのMaria A. Franzoi氏らは、同国の26施設で行われたCANcer TOxity(CANTO)試験に登録された早期乳がんサバイバー約8,000例の性的健康(セクシャルヘルス)に関する患者報告アウトカムを縦断的に解析。乳がん診断後4年間に性的懸念を訴える患者は78%に上り、経時的に増加する傾向が見られたとの結果をESMO Open(2024; 9: 102236)に発表した。(関連記事「アプリで乳がんサバイバーの不安軽減」「乳がん。治療10年後も副作用が軽減せず」)