台湾・National Cheng Kung UniversityのJia-Chian Hu氏らは、2型糖尿病と慢性腎臓病(CKD)の合併患者1万3,799例を対象に、SGLT2阻害薬の貧血抑制効果を検討する多施設共同後ろ向きコホート研究を実施。その結果、GLP-1受容体作動薬と比べてSGLT2阻害薬は、2型糖尿病合併CKD患者における貧血の発生リスクを19%低下させたとJAMA Netw Open(2024; 7: e240946)に報告した。