紅麹サプリ購入の1人死亡 小林製薬、因果関係を調査―新たに50人入院の可能性〔時事メディカル〕

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 小林製薬は26日、同社が製造した紅麹配合サプリメント「紅麹コレステヘルプ」を継続して購入していた1人が、腎疾患で死亡したことが分かったと発表した。遺族からサプリを服用していたと連絡を受け、摂取との因果関係を調査している。サプリを服用し、入院したとの報告が新たに約50人から寄せられたことも明らかにした。

 死亡した人の性別や年齢について、同社は確認中だとして明らかにしていない。2021年4月から24年2月まで約3年間購入していたことを確認しており、同日遺族と会って詳細の報告を受ける予定。購入した商品には、同社が健康被害の原因物質ではないかと疑いを強めている成分が混入した可能性のある製造番号が含まれている。

 23日夜、遺族から同社のインターネットの問い合わせ窓口に相談内容が書き込まれた。問い合わせが殺到していたため、同社が内容を確認したのは25日夜だったという。

(2024年3月26日 時事メディカル)

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