スウェーデン・Karolinska InstitutetのBjörn Pasternak氏らは、北欧3カ国の全国の患者登録データなどを用いてGLP-1受容体作動薬と甲状腺がんとの関連を後ろ向きに解析。その結果、「DPP-4阻害薬やSGLT2阻害薬の使用者と比べ、GLP-1受容体作動薬使用者での甲状腺がんリスク上昇は認められなかった」とBMJ(2024; 385: e078225)に報告した。