米・Albert Einstein College of Medicine/イタリア・University of Naples Federico ⅡのGaetano Santulli氏らは、高血圧を有するプレフレイルの高齢者を対象にフレイルへの進展リスクを検討。その結果、前糖尿病状態の者(HbA1c5.7~6.4%)は非前糖尿病者と比べて1年後にフレイルを発症するリスクが有意に高く、フレイルを発症した前糖尿病者では糖尿病治療薬メトホルミンの投与によりフレイルが有意に改善したとHypertension(2024; 81: 1637-1643)に発表。メトホルミンが効果的なフレイル抑制薬になる可能性があるとしている。