タピナロフでアトピーの皮膚バリア機能改善

日本人30例の単施設非盲検試験

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 いがらし皮膚科東五反田(東京都)の五十嵐敦之氏らは、芳香族炭化水素受容体(AhR)調整薬タピナロフの皮膚バリア機能改善効果を検討した単施設の非盲検非対照試験の結果をJ Cutan Immunol Allergy(2024; 7: 13418)に報告。「タピナロフクリーム1%を8週間使用した結果、アトピー性皮膚炎(AD)患者の皮膚バリア機能が有意に改善し、ADの重症度も持続的に改善した。安全性に関する新たな懸念は発生しなかった」と述べた(関連記事「AD/尋常性乾癬治療薬タピナロフ薬価収載」)。

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