米・University of Washington School of MedicineのChing-Fang Sun氏らは、不安症患者におけるベンゾジアゼピン(BZD)系薬の使用とうつ病、双極症(双極性障害)、物質関連症(物質使用障害)リスクとの関連を調べる大規模後ろ向きコホート研究を実施。その結果、BZD使用群で有意なリスク上昇が認められ、うつ病は2.64倍、双極症は4.39倍、物質関連症は3倍だったとDrug Alcohol Depend Rep(2024; 12: 100270)に報告した。