タイ・Mahidol UniversityのTanat Yongpisarn氏らは、ビタミンD欠乏とさまざまな種類の脱毛症との関連を検証するためのシステマチックレビューとメタ解析を実施。脱毛症患者1万5,000人超を含む81件の研究のシステマチックレビューとメタ解析から、脱毛症患者はしばしばビタミンD欠乏を呈するが、ビタミンD欠乏と血中ビタミンDレベル低下の両方について有意な関連が見られた脱毛症の種類が明らかになったことなどをFront Nutr(2024年10月2日オンライン版)に報告した(関連記事「円形脱毛症に新たな治療選択肢」「円形脱毛症で自己免疫疾患・精神疾患リスク増」)。