免疫CP阻害薬でCK上昇は重症心筋炎の早期マーカー

126例の前向きスクリーニング

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 免疫チェックポイント阻害薬 (ICI)は免疫関連有害事象(irAE)として重篤な心筋障害を生じることがあり、バイオマーカーや心電図によるスクリーニングが推奨されている。国際医療福祉大学循環器内科教授の田村雄一氏は、ICI投与患者126例を前向きにスクリーニングした結果を第72回日本心臓病学会(9月27~29日)で報告。「重症心筋炎症例でのみ心筋トロポニン(cTn)-I に先行してクレアチンキナーゼ(CK)の上昇が認められ、CK上昇はICIによる重症心筋炎の早期バイオマーカーとなる可能性が示唆された」と述べた。

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