米・Baylor University Medical CenterのMilton Packer氏らは、左室駆出率(LVEF)が保たれた心不全(HFpEF)を有する肥満症患者に対するGIP/GLP-1受容体作動薬チルゼパチドの有効性を検討したプラセボ対照国際多施設共同試験SUMMITの結果をN Engl J Med(2024年11月16日オンライン版)に発表。「プラセボに比べ、チルゼパチドは主要評価項目である心血管死/心不全増悪の複合イベントを有意に減少させた」と述べている。