大阪医科薬科大学循環器内科の藤岡慎平氏らは、同施設で経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受療した急性冠症候群(ACS)患者の予後データを後ろ向きに解析した結果、「PCI後の脂質低下療法(LLT)でLDLコレステロール(LDL-C)の低下がPCI施行時の50%未満の患者では50%以上の患者に比べ、ACSイベント再発リスクが2倍だった」とJ Clin Lipidology(2024年11月12日オンライン版)に報告した。