多発性硬化症薬への曝露で妊娠転帰は悪化せず

ドイツ研究、新生児の発育遅延は多い

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 ドイツ・Ruhr University BochumのNadine Bast氏らは、多発性硬化症(MS)の妊婦データを前向きに収集しているGerman Multiple Sclerosis and Pregnancy Registry(DMSKW)を基に、MSに対する疾患修飾薬(DMT)への曝露が、妊娠や新生児の転帰に及ぼす影響を検討。「妊娠中のDMTの曝露による妊娠転帰の著明な悪化は認められなったが、新生児の発育遅延は一般住民よりも多く見られた」とLancet Reg Health Eur (2024年12月2日オンライン版)に報告した。

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