日焼けサロンは皮膚黒色腫に影響するか?

米・次世代シークエンシングデータで腫瘍変異量を検討

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 紫外線への過度の曝露はDNA損傷を引き起こし、遺伝子の突然変異を誘発する。特に皮膚黒色腫では、他のがん種と比べ紫外線曝露に伴う腫瘍変異量(TMB)が大きいことが知られている。しかし、日焼けサロンでの日焼けベッド使用などの室内日焼けがTMBに及ぼす影響は十分に検討されていない。米・Dana-Farber Cancer InstituteのGrace B. Hanrahan氏らは、次世代シークエンシングデータを用いた後ろ向き研究で室内日焼けと皮膚黒色腫のTMBとの関連および人口学的、皮膚科学的、腫瘍学的特徴を検証した結果をJAMA Dermatol2024年12月11日オンライン版)に報告した。(関連記事「皮膚がん予防のほくろチェック、日本は最下位」「アジアの民よ、日光曝露をもっと恐れよ」)

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