米・University of Alabama at Birmingham Heersink School of MedicineのLori L. Davis氏らは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対する非定型抗精神病薬ブレクスピプラゾールと選択的セロトニン再取り込み阻害薬セルトラリンの併用療法について検討した第Ⅲ相二重盲検並行群間ランダム化比較試験(RCT)の結果をJAMA Psychiatry(2024年12月18日オンライン版)に発表した。ブレクスピプラゾール+セルトラリン群ではプラセボ+セルトラリン群と比べ、9週間の治療でCAPS-5(Clinician-Administered PTSD Scale for DSM-5)総スコアにより評価したPTSD症状が有意に改善した(関連記事「米・FDA、成人のPTSDに対するブレクスピプラゾール、セルトラリン併用療法の追加承認申請を受理」)。