ふくらはぎ周囲30cm未満で脳卒中の転帰不良

国内多施設コホート研究

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 ふくらはぎ周囲長は、非侵襲的かつ容易に測定でき、急性脳卒中患者の機能的転帰の予測指標となる可能性がある。しかし、ふくらはぎ周囲長と長期の機能的転帰との関連は明らかでない。魚沼基幹病院(新潟県)リハビリテーション科の佐藤陽一氏らは、ふくらはぎ周囲長低値が脳卒中発症後12カ月の機能的転帰に関連するか否かを検討する多施設後ろ向きコホート研究を実施。急性脳卒中患者における入院時のふくらはぎ周囲長低値(男性30cm未満/女性29cm未満)は、脳卒中発症後12カ月の機能的転帰不良と関連していることをJ Nutr Health Aging2025; 29: 100483)に報告した(関連記事「握力と大腿周囲径は死亡の有用な予測因子」)。

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