累積的な肥満で多発性骨髄腫への進展リスク上昇

前駆病変患者が対象の米コホート研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 肥満は、多発性骨髄腫(MM)とその前駆病変である意義不明の単クローン性免疫グロブリン血症(MGUS)に関連する危険因子だが、肥満への累積的な曝露がMGUSからMMへの進展に及ぼす影響は明らかでない。米・St. Louis Veterans Affairs Medical CenterのLawrence Liu氏らは、米退役軍人保健局(VHA)のデータベースを用いて、両者の関連を検討するコホート研究を実施。MGUS診断時のBMIが18.5以上25未満の患者において、BMI 25以上への累積的な曝露がMMへの進展リスクの上昇と関連していたことをJAMA Netw Open2025; 8: e2458585)に報告した(関連記事「肥満で二次がんリスクが15~34%上昇」)。

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