ロルラチニブはアジアの進行NSCLCでも著効

CROWN試験のサブグループ解析

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 未治療でALK融合遺伝子陽性の進行非小細胞肺がん(NSCLC)に対する第三世代チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)ロルラチニブは、第一世代TKIクリゾチニブと比較した第Ⅲ相ランダム化試験CROWNにおいて、5年時の無増悪生存(PFS)が60%という前例のない効果が報告されている。中国・Guangdong Provincial People's HospitalのYi-Long Wu氏らは今回、CROWN試験参加者のうちアジア人(日本、韓国、中国、台湾、シンガポール、香港)のデータを抽出し、サブグループ解析を実施。「ロルラチニブはアジア人のALK陽性NSCLC患者においても、CROWN試験参加者全体と一致した有効性と安全性が確認された」とJ Thorac Oncol2025年2月28日オンライン版)に報告した。(関連記事:「ALK陽性NSCLCにロルラチニブが優位」、「進行NSCLC、ロルラチニブで予後が大幅改善」)

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