小児のコロナ感染が腎障害リスクに

米・190万例超の後ろ向きコホート研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 米・University of PennsylvaniaのLu Li氏らは、米国の小児190万例超を後ろ向きに解析し、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染と感染急性期(28日間)以降における腎臓関連の有害転帰との関連を検討。その結果、SARS-CoV-2感染は慢性腎臓病(CKD)の発症および腎機能低下のリスク上昇と関連しており、特にCKDの既往例やSARS-CoV-2感染急性期の急性腎障害(AKI)発症例でリスクが高かったJAMA Netw Open2025; 8: e254129)に発表した(関連記事「日本人でも腎機能低下はコロナ重症化因子」)。

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