若年期に心血管の健康改善で中年期に恩恵
累積LE8を用いて後年のCVD発症リスクを検討
米国心臓協会(AHA)は、心血管の健康(CVH)の定量的な測定指標として、2010年に禁煙、運動・身体活動など7項目から成るLife's Simple 7(LS7)を、2022年にはこれらに睡眠を追加したLife's Essential 8(LE8)を発表。心血管疾患(CVD)研究における有力なツールとして使用されてきた。ただ、CVHとCVD発症および死亡率との関連についての既存研究の多くは、中年期における単一時点での測定に基づいており、長期の累積的なCVHが後年のCVD発症と死亡に与える影響についての理解は限定的である。米・Northwestern University Feinberg School of MedicineのJames Walker氏らは、LE8に基づき測定された若年成人~中年期に累積的なCVHと、中年期以降のCVD発症および死亡との関連を検討。若年期の累積CVHの高さとCVHの改善が、独立して中年期におけるCVD発症リスク低下と関連することをJAMA Cardiol(2025年4月23日オンライン版)に報告した(関連記事「糖尿病と心不全、重要な7つの危険因子対策」)。
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